弁護士コラム

2014.07.01更新

被疑者・被告人国選刑事事件

最近、抱えていた二つの被疑者・被告人国選刑事事件が終わりました。

どちらの事件も、示談交渉、上申書の作成、出所後の生活基盤作りなど、彼らにとって必要なものとはなんだろう?という視点から取り組みました。

弁護人の仕事は、減刑や執行猶予、釈放という結果があればいいというものではなく、

彼らが世に出たときに逮捕される前よりも、良い環境で生きていけるように、その基盤をつくることが再犯防止につながり、更生の糸口となると考えています。

どちらの事件とも、被疑者・被告人から、
「本当にありがとう。ここまで国選弁護人がやってくれるとは思わなかった。」

「これを最後に二度と犯罪はしません。」

「先生に出会えてよかった。」。

くすぐったいですが、一生懸命やったことを評価してもらえるのは、やっぱり嬉しいですね。

明日からまた、お仕事頑張ろうと思いました。

弁護士 松原理美

投稿者: 原村法律事務所

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