2015.09.08更新
女性の貧困
先週土曜日、日弁連人権擁護大会プレシンポジウム「労働から考える女性の貧困」に参加してまいりました。
今回は、司会とリレートークのコーディネーター ?を務めさせて頂きました。
基調講演では、立命館大学社会学部准教授の丸山里美先生のお話を伺いました。
女性の貧困は世帯に隠れて見えにくく、その分保障されにくい。
女性の社会進出はとてもいいことだが、社会システムや意識の変わらない部分が、女性の貧困を招く要因となっている。
丸山先生のご講演の内容は、離婚事件などを通して、その背後にある貧困問題と向き合う私たち弁護士にとってもとても興味深いものでした。
リレートークでは女性を支援している方々の実情や課題など、地に足の着いたお話を伺い、熊日の田端記者のご報告では、女性に関する問題を社会に伝えていくことの重要性とその難しさを感じました。
とても充実したプレシンポでした。
このプレシンポで学んだことを仕事に生かし、一人でも多くの女性が自立への道を切り開けるよう微力ながらお手伝いできたらと思います。
弁護士松原理美
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